岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18 」 一覧

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『対談・文学と人生』小島信夫、森敦より

■それがコレスポンダンス、対応とか照応とかいうやつですよ。ここにある岩石が異物のように見えても、その画面のなかに別の岩石、別におなじ岩石でなくてもいいが、なにかが書かれることによって、相呼応して、そし …

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放送大学「情報産業論」より

■ポテンシャルエネルギー(知識)→アントレプレヌーヴシップ(繋ぐ)アントレプレヌーヴ(企業家)→運動エネルギー(経済活動)…シュンペーター イノベーション:革新、刷新 放送大学「情報産業論」より200 …

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『心は孤独な数学者』藤原正彦より

■この解答をニュートンはやはり匿名で発表したが、解答を見たベルヌイは、「あのライオンであることは足跡だけで分る」と言ったそうである。(34ページ) ■「ここにて、1843年10月16日、ウィリアム・ハ …

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『美の本体』岸田劉生より

■レオナルドの言に、「自分の画は常に描き足りない未完成のものであるけれど、もし他人が自分にそういう事を言えば、自分はゆるさない」というような意味の言を言っていたのを読んだことがあるが、さすがはレオナル …

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『プルーストを読む』鈴木道彦より

■真の生、ついに見い出され明らかにされた生、したがって十全に生きられた唯一の生、これこそ文学である。この生はある意味で、芸術家と同じくすべての人のなかに各瞬間ごとに宿っている。しかし人びとはこれを明ら …

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『哲学入門』 バートランド・ラッセル(高村夏輝訳)ちくま学芸文庫

■こうした色の違いが実生活で重要になることはほとんどないが、画家にとってはなによりも重要である。常識的に物の「本当の」色だと言われる色を、物は持つように見える、そう考える習慣を私たちは持っている。しか …

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『父』幸田文より

■仰臥し、左の掌を上にして額に当て、右手は私の裸の右腕にかけ、「いいかい」と云った。つめたい手であった。よく理解できなくて黙っていると、重ねて、「おまえはいいかい」と訊かれた。「はい、よろしゅうござい …

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『眼の哲学、利休伝ノート』青山二郎より

■私は夕方になると、1本の糸から蜘蛛が降りて来て、芝居の土蜘蛛の様にぷっと数本の1間もありそうな糸を吐き、それから巣を張りに掛るのを眺めていました。毎晩その仕事が終ると蜘蛛は寝て仕舞います。毎日の仕事 …

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『ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記』より

■ナットはしっかり締めておかないと、それが押さえておくべきものがまた動いてしまうので、すぐに元のようにゆるんでしまうのだ。(103㌻) ■説明しないこと!―記述すること!(126㌻) ■あらゆる地上的 …

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ウェス・モンゴメリーの言葉

■「ぼくには荷が重すぎるよ。ジョン(コルトレーン)の音楽とぼくの音楽を同時にやれるわけがない」(ウェス・モンゴメリー、コルトレーンのバンドの恒久メンバーにさそわれて) 2006年1月23日