岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 投稿者アーカイブ:okanokouseki 」 一覧

『道元禅師語録』 鏡島元隆著 講談社学術文庫

『道元禅師語録』 鏡島元隆著 講談社学術文庫 ■上堂して言われた。もし人があって、一句を言い得て全世界の無限の量をなくして一真実に帰せしめても、それはなお春の夜の夢の中で吉凶を説くようなもので、何の役 …

『道元』 正法眼蔵の言語ゲーム 春日佑芳 ぺりかん社

『道元』 正法眼蔵の言語ゲーム 春日佑芳 ぺりかん社 ■古人云く、「智者の辺(ほとり)にしてはまくるとも、愚人の辺にしてかつべからず」。我が身よく知りたることを、人のあしく知りたるとも、他の非を云うは …

『正法眼蔵の世界』 田中忠雄著作集⑴ 浪曼

『正法眼蔵の世界』 田中忠雄著作集⑴ 浪曼 ■世には、玄妙2つながら忘じきたり、慮知念覚ををなげうちきたるところに、いみじき霊力の発現を期するものがある。かような学風に対して、道元は「仏祖の挙拈(ねん …

『典座教訓・赴粥飯法』 道元 講談社学術文庫

『典座教訓・赴粥飯法』 道元 講談社学術文庫 典座教訓 ■『禅苑清規(ぜんねんしんぎ)』に、「食事を作るには、必ず仏道を求めるその心を働かせて、季節にしたがって、春夏秋冬の折々の材料を用い、食事に変化 …

『道元のことば』 田中忠雄著 黎明書房

『道元のことば』 田中忠雄著 黎明書房 ■一発(ほつ)菩提心を百千万発(ほつ)するなり。(正法眼蔵発菩提心)(11頁) 「しかるに、発心は一発にしてさらに発心せず、修行は無量なり、証果は一証なりとのみ …

読書ノート(2014年)全

読書ノート(2014年) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『道元のことば』 田中忠雄著 黎明書房 ■一発(ほつ)菩提心を百千万発(ほつ)するなり。(正法眼蔵 …

『正法眼蔵』【真実の求め】酒井得元 大法輪閣

『正法眼蔵』【真実の求め】酒井得元 大法輪閣 ●先師古仏云わく、渾身口に似て虚空に掛く、東西南北の風を問わず、一等に他が為に般若を談ず、滴丁東了滴丁東(てきていとうりょうてきていとう) これ仏祖嫡々の …

『正法眼蔵(1)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫

『正法眼蔵(1)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫 摩訶般若波羅蜜(まかはんにゃはらみつ) ■開題 この「摩訶般若波羅蜜」の巻が制作され、かつ衆に示されたのは、天福(てんぷく)元年(1233)の夏安居 …

『正法眼蔵(2)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫

『正法眼蔵(2)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫 山水経 ■いまの山水は、古仏のことばの顕現(岡野注;現成の方がいいと思う)である。いずれも法に則して、その功徳を究め尽したものである。それはこの世界 …

『正法眼蔵(3)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫

『正法眼蔵(3)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫 行仏 威儀(ぎょうぶついぎ) ■開題 この「行仏威儀」と題する一巻が制作されたのは、仁治二年(1241)冬十月中旬、例によって興聖宝林寺においてのこ …