岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 読書ノート 」 一覧

『ジョルジョ・モランディ展』 神奈川県立美術館カタログ(1989年)

『ジョルジョ・モランディ展』 神奈川県立美術館カタログ(1989年) ■最後のモランディ,彼の制作の宿命(ヴィターリ)は,存在の探究が極限にまで達した後,非存在や無の表現にかくも近づいたのである。今や …

『生命の光』 714号

『生命の光』 714号 ■キリストは、「不信仰な曲がった世の中は神のしるしを求めるが、ヨナのしるし以外は与えられない。信じやすい心の人には与えられるけれども、信じにくい、曲がってひねくれた心の人間には …

『芭蕉庵桃青』 中山義秀著 中公文庫

『芭蕉庵桃青』 中山義秀著 中公文庫 ■芭蕉はこういう杜甫の生涯と自分の境涯をひきくらべ、考えなければならないのは、詩作にたいする杜甫の態度だということに気づきはじめていた。 およそ九百年前の遠い昔に …

『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)』 杉浦明平訳 岩波文庫

『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)』 杉浦明平訳 岩波文庫 ■失われうるものを富と呼んではならない。徳こそ本当のわれわれの財産で、それを所有する人の本当の褒美なのである。徳は失われえない、まず生命 …

『風姿花伝』 世阿弥著 岩波文庫

『風姿花伝』 世阿弥著 岩波文庫 ■されば、古きを學び、新しきを賞する中にも、全く、風流を邪にすることなかれ。ただ、言葉賤しからずして、姿幽玄ならんを、(承けたる)〔正しく傅統をうけついでいる〕とは申 …

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『モランディとその時代』 岡田温司著 人文書院

『モランディとその時代』 岡田温司著 人文書院 ■アルカンジェリのこの「辛口採点」は、ロンギの目にとまり、ロンギが主幹する雑誌『プロポルツィオーネ』(1943年)に「イタリアの若い絵画とその病根につい …

『生命の光』 712号

『生命の光』 712号 ■私たちは、果してモーセやキリストが祈られたほどに、祈っているかどうか。神の子イエスすらも、かく祈られた以上、生来の鈍根な私たちが、祈らずに霊性が向上したりするものですか。(『 …

『南北朝』日本歴史シリーズ7 世界文化社

『南北朝』日本歴史シリーズ7 世界文化社 ■世阿弥は「諸道諸事において、幽玄なるをもて上果とせり。殊更、当芸において、幽玄の風体第一とせり。……何の物まねにしなを変へてなりとも、幽玄をば離るべからず」 …

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『ボナール展』カタログ 1968年 毎日新聞社発行

『ボナール展』カタログ 1968年 毎日新聞社発行 ■ボナールが20歳ごろに絵を描き始めたとき,印象主義者たちが,光線を目指して絵画の革命を行なっていた。セザンヌ,ゴーガン,ドガ,はヴォリュームや線や …

『沢木興道聞き書き』酒井得元著 講談社学術文庫

『沢木興道聞き書き』酒井得元著 講談社学術文庫 ■「半偈(はんげ)の真実の道を開くために身を捨てた雪山童子の話」――雪山童子が雪山に住したとき、天帝釈(てんたいしゃく)が化けて羅刹(悪鬼)となり、雪山 …