岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 著書、作品集、図録 」 一覧

(13)方法論

(13)方法論(45頁) こういう技法を少し教わって、その方法を使って自分で色々考える。それ以後は、教わるのではなく、方法論を知れば、そういう方法でやればすむわけだ。推論の糸口は、教わって分っているの …

(12)デッサン(高校の美術クラブ)

(12)デッサン(高校の美術クラブ)(43頁) 石井君のデッサンを見て衝撃を受けて、その後二年生になって美術クラブに入った。でも、そのときもまだ、芸大受験は考えていない。成績は、進学校の中でもよかった …

(11)分岐点

(11)分岐点(40頁) 何故、芸大を受験して絵描きになろうと思ったのか、何故そう決断したのか。この決断が、僕の人生の最大の分岐点だった。 高校一年の夏休み明けに転入試験を受けて、千葉の高校に二学期か …

(10)日常・非日常

(10)日常・非日常(38頁) 昔、僕が10代の頃、芸術家の間に実存主義が流行った時期があった。日常生活を破綻して、酒や女や病気に惑溺して、そういう非日常的生活を創作の手がかりにしようというような風潮 …

(9)個展

(9)個展(36) 個展をしたのは、日本橋画廊と知り合うちょっと前あたりの事だ。芸大の大学院在学中で一九七〇年の一一月だ。どうしてもお金が必要なので、高校時代に住んでいた所(市原市、辰巳団地)の集会所 …

(8)他の教室に行って描く

(8)他の教室に行って描く(34頁) 他の画家の描いているところを直接見て勉強になったもう一つは、佐藤照雄という先輩の話。もうお亡くなりになった(1926-2003年)けれど、リアリズムの大家で、デッ …

(7)パラダイム

(7)パラダイム(32頁) そう、物を見るパラダイム(世界を認識する時の枠組み)の違いだ。写実的なデッサンを教えるのはかんたんだが、このパラダイムの違いを教えることは容易ではないのだ。同じリンゴを見て …

(6)教わる

(6)教わる(30頁) 今まで絵を学ぶうえで何が一番ためになったか、教わることができたかというと、一緒に描いてくれるのが一番いい。何も教わらなくても、言っていただかなくても結構。たとえば、シャープでキ …

(5)彫刻

(5)彫刻(26頁) 今回の展覧会(マチス展、2004年9月10日~12月12日 国立西洋美術館・ピカソ展、東京都現代美術館 損保ジャパン東郷青児美術館 会期不明)を観て、ピカソの彫刻はよかったけれど …

(4)マチスの切り絵

(4)マチスの切り絵(25頁) 先日、マチス展(2004年9月10日~12月12日、於…国立西洋美術館)を観て、マチスといえども、人間だなと思った。 切り絵というと、地と図で構成されている。その二つの …