岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 全元論 」 一覧

(20)野菜の無人販売が可能な日本

(20)野菜の無人販売が可能な日本(101頁) 経営では考え方として、トップダウンで何かと末端とトップを分けてしまって、末端から搾取するというような形に考えるのは良くない。経済のことは分からないけれど …

(注)夢の現象学

(注)夢の現象学(92頁)  夢は、自分の脳の内部で起きている現象だ。さて、「夢の中に出てくる他人は誰が話しているのか?」。  他人の出てくる夢は誰でも見るだろう。誰もが見る夢なのに、この本の『虚数』 …

(19)薪が灰になるのではない

(19)薪が灰になるのではない(注)(96頁) シャケが川を上ってくる。途中で捕まるシャケもいる。卵の中でイクラにされるのもある。シャケの卵から作ったイクラは、シャケの卵が原因だと言ったら、きっとシャ …

 (18)セザンヌもゴッホも見えている通りに描いている

 (18)セザンヌもゴッホも見えている通りに描いている(88頁) 一生ただ、絵だけをやってきた僕が、こんな世界観の所まで来ることができたのは、つまり「世界がそうなっている」ということである。今伝えたい …

(17)富は独占したら意味がない

(17)富は独占したら意味がない(85頁) 結局、アメリカもロシアも中国もみな国柄が違うのである。日本は全員が底力があるから成り立っているのであって、アメリカのように個人の力ではできないことを、強引に …

(16)ただのリンゴ、描写絵画

 (16)ただのリンゴ、描写絵画(80頁) このような話がいくらでもあるというのは、これまでの諸々の体験と知識の集まりが、ジグソーパズルの途中の島どうしがガチンと組み合わさって、一つの世界観が現成され …

(15)恥を知る

(15)恥を知る(77頁) 「恥を知れ」と言うが、今はおよそ恥がない。恥ずかしさを知らない生き方は、多くの有名人や政治家のように、晩節を汚(けが)して悲惨な結果になる。真善美があるから真があり偽があり …

(14)塵を払え、垢を除かん

(14)塵を払え、垢を除かん(73頁)  そういう天才的な人、世界中の色々な奇人変人と呼ばれる部類の人も、仏教的な世界観では、ぞくぞくと出てくる。今は便利なネットで検索すればキリなく出てくる。禅宗の三 …

(13)数学に人生を賭けた人

(13)数学に人生を賭けた人(70頁)  神があるか否か、自己があるか否か等の最大の全体の概念は、全元論から考えたらなんと簡単なことかと僕は思う。世の中の悩みもトラブルもそうである。僕が『清兵衛と瓢箪 …

(12)「天地一杯」の先人たち

(12)「天地一杯」の先人たち(67頁) 禅宗は自力本願と言われるけれど、そもそもお釈迦さまは拝む対象ではない。自己は何かというと「天地一杯」である。つまり、存在全体はフラクタルな形態なのだから、マン …