岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 著書、作品集、図録 」 一覧

(15)恥を知る

(15)恥を知る(77頁) 「恥を知れ」と言うが、今はおよそ恥がない。恥ずかしさを知らない生き方は、多くの有名人や政治家のように、晩節を汚(けが)して悲惨な結果になる。真善美があるから真があり偽があり …

(14)塵を払え、垢を除かん

(14)塵を払え、垢を除かん(73頁)  そういう天才的な人、世界中の色々な奇人変人と呼ばれる部類の人も、仏教的な世界観では、ぞくぞくと出てくる。今は便利なネットで検索すればキリなく出てくる。禅宗の三 …

(13)数学に人生を賭けた人

(13)数学に人生を賭けた人(70頁)  神があるか否か、自己があるか否か等の最大の全体の概念は、全元論から考えたらなんと簡単なことかと僕は思う。世の中の悩みもトラブルもそうである。僕が『清兵衛と瓢箪 …

(12)「天地一杯」の先人たち

(12)「天地一杯」の先人たち(67頁) 禅宗は自力本願と言われるけれど、そもそもお釈迦さまは拝む対象ではない。自己は何かというと「天地一杯」である。つまり、存在全体はフラクタルな形態なのだから、マン …

(注)メンコでの駆け引き

(注)メンコでの駆け引き (59頁) メンコ(僕の地方ではパッチンと呼んでいた)でも、それぞれの技術を競う。手の技術と、ゲーム全体の考え方。技術の問題として捉えるのと、もう一方で、上着の下のボタンを外 …

(11)修証一等

(11)修証一等(63頁)   曹洞宗の二祖で、道元の最初の弟子の懐弉(えじょう)が、『正法眼蔵随門記』を書いている。これがまた面白いのだ。道元が宋から帰国したとき、あちらから日本に帰るときは空海や最 …

(10)漱石は僕には面白くない

(10)漱石は僕には面白くない(56頁) 芸術というと、昔の子供が最初に出会うのは美術や音楽ではなく、学校の図書館での本(文学)であるのだが、小学校の5年生頃から僕の本好き、活字中毒は始まった。学校の …

(9)上位概念でしか解決できない

(9)上位概念でしか解決できない(53頁) 本来そうでない位置で、そうであるかのごとく、余計なことをしているのだ。そこを相手にしてはいけない。上位概念を持たないといけないのだ。慧可の悩みも「ある」こと …

(注)ギンヤンマと仮説演繹法

(注)ギンヤンマと仮説演繹法(51頁)  科学の方法である仮説演繹法について話そう。  仮説演繹法というのは自然科学の方法である。ある現象を、統一的な因果率で認識しようというアプローチの方法なのだ。具 …

(8)パズルのピースがぴっちりと嵌った

(8)パズルのピースがぴっちりと嵌った(47頁) 僕はもともと広範囲に興味があった。たとえばジグソーパズルの全体を思い浮かべてほしい。僕の場合、ばらばらにピースを持っていたとしても、興味のある部分のそ …