岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

「 著書、作品集、図録 」 一覧

(7)時間も空間も〈今、ここ〉とズレてはいけない

(7)時間も空間も〈今、ここ〉とズレてはいけない 一般には、ブラーフマンとアートマンを分けたほうが考えやすい。ブラーフマンとアートマンの一致同調した世界は、西田幾多郎は「主客合一」「絶対矛盾の自己同一 …

 (6)お釈迦さまも現成した、誰もが現成した

お釈迦さまも現成した、誰もが現成した ちなみに美とは決して「人それぞれ、百人百通り」ではない。美は、真や善と同じく実存の内在ではない。これは描写絵画における大前定である。人それぞれだとしたら、「自分、 …

(注3)高校転校の事

(注3)高校転校の事(岡野岬石『芸術の杣径』178〜181頁)  僕が幼少時の体験からできあがった世界観が現実の、僕と僕の家族の人生に大きな変化をもたらす事になった。  玉野高校一年の夏休みの前に、同 …

(注2)実存的時空(水晶の山)

(注2)実存的時空(水晶の山)(岡野浩二『芸術の杣径』より)  今度の出来事は小学2年のころのこと。これは、記憶を辿ると同じ社宅に住んでいた櫃本君が小3の時同じクラスで、彼が大きなグレーの水晶を持って …

(注1)実存的時空(溺れる)

(注1)実存的時空(溺れる)(岡野浩二『芸術の杣径』168〜171頁) 海で溺れた事もあった。これは、映画のワンシーンになりそうな場面だ。 アンドレイ・タルコフスキーの『鏡』という映画があって、自分の …

⑸奇跡の国、日本

奇跡の国、日本  日本ではその「全体で動いている」という思考が、ずっと底流に流れてきた。さらにそうやって、全体が(′)一、全体で(′)一として国も文化も奇跡的に生き続けている。道元も文庫本にもなってい …

⑷世界は「そうなっている」

⑷世界は「そうなっている」  全元論は不思議な世界だけど、この全体像がイメージできると一気に分かってくるのだ。これは運命論ではない。自分の生まれる以前は、世界に投げ入れられて変えられないし、自分の過去 …

⑶而今、現成、マンデルブロー集合

⑶而今、現成、マンデルブロー集合 じつに恐ろしい。いや恐ろしいのではなく、これは素晴らしいのだよ。世界は、こうやって存在しているなんて、世界に、こうやって存在しているなんて、自分の存在がなんと幸運でな …

⑵全元論とは何か…「香厳撃竹(きょうげんげきちく)」

⑵全元論とは何か…「香厳撃竹(きょうげんげきちく)」 全元論とは何かというと、これまで、僕は色々と道元に関わる本を読んできました。パソコンに保存している「読書ノート」をみると、2011年に読んだ『道元 …

⑴「全元論」という言葉が現れるまで

⑴「全元論」という言葉が現れるまで 全元論とは僕が作った言葉です。全元論という言葉が頭に浮かんだ時に、それがキーワードとなって、これまでいくつか分かれて島になっていた僕の世界観は、一気に整理され、結び …