岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

『プルーストを読む』鈴木道彦より

投稿日:

■真の生、ついに見い出され明らかにされた生、したがって十全に生きられた唯一の生、これこそ文学である。この生はある意味で、芸術家と同じくすべての人のなかに各瞬間ごとに宿っている。しかし人びとはこれを明らかにしようとはしないので、目に入らないのだ。こうして人びとの過去には無数の陰画があふれているが、知性が「現像」しないので、陰画は役に立たないまま残される。それは私たちの生だ。そしてまた他人の生でもある。(プルースト)

『プルーストを読む』鈴木道彦より 2006年3月6日

-『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

執筆者:

関連記事

『アインシュタインの宇宙』 佐藤勝彦著 角川ソフィア文庫

『アインシュタインの宇宙』 佐藤勝彦著 角川ソフィア文庫 ■そういう意味では、自然科学はすべて、量子論と相対論が支えていると言っても過言ではないでしょう。 では物理学は、いったいなぜ、科学の根源を支え …

no image

『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18  第1章 この人を見よ ■1898年、プッペが、ネパールの南境ピプラーバーにおいて舎利瓶(へい)を発掘した。その瓶(つぼ)の側にはインド古代文字をもって、「この世 …

no image

アルトゥール・ショーペンハウエルの言葉

■天才とは簡単にいえば、もっとも完全な客観性にほかならない。つまり、精神の客観的傾向である。天才とは、自分自身の興味や願望や意図を完全に無視する力である。彼はわれわれに魔法の眼鏡を提供してくれるのだ。 …

no image

『クリティカル・パス』 バックミンスター・フラー著 白陽社

『クリティカル・パス』 バックミンスター・フラー著 白陽社 ■同様にギリシャやエジプトの幾何学者、たとえば紀元前300年ごろのユークリッドは、バビロニヤの多次元的な有限のシステム、ツマリ経験によって喚 …

no image

かすがい(時空のゆがみ)

●かすがい(時空のゆがみ)  過去は過ぎ去らない。「今・ここ」に流れ込み、未来にも存在の因と縁は滅しない。そのことに、気付いた体験の話です。(2021年記) この話は今から何年前の出来事だったのだろう …