岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

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(20)参照文「うなぎ(男が決断する時は…)」(65頁) 現在(2004年)私は58歳だから、50年位前の話です。小学校の5年生前後の夏休みだっただろうか。その頃の夏休みは嬉しいのは休みの最初の頃だけ …

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(68)世界を描出する「抽象印象主義」(243頁)   印象派と、僕の「抽象印象主義」はどう違うのか。 まず、色の使い方が違う。印象派はピンクの色面を塗る場合に赤と白を点または筆のタッチで、 …

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(39)認識論(123頁) そういうテーマを考えていた頃に、ちょうどカント哲学や、現象学の周辺の考え方が絡まってきた。 そのころ、考えていた事は、この宇宙のどこにも世界の存在を認識する観測者、生物がい …

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(45)実存的時空(溺れる)(168頁) 海で溺れた事もあった。これは、映画のワンシーンになりそうな場面だ。 アンドレイ・タルコフスキーの『鏡』という映画があって、自分の思い出を素材にしたシーンをつな …

(9)上位概念でしか解決できない

(9)上位概念でしか解決できない(53頁) 本来そうでない位置で、そうであるかのごとく、余計なことをしているのだ。そこを相手にしてはいけない。上位概念を持たないといけないのだ。慧可の悩みも「ある」こと …