デジタルフォトデータ山中湖村-8(工事中)
山中湖村2016-1-07 アトリエ 湖畔
2016.1.07 【新年に】
新年の山中湖行は、5日から今日(7日)まで山中湖村で過ごした。6日は調節池で紅富士を描こうと朝6時前に起床したのだが、曇りで諦め、今回は滞在中ずっとアトリエで過ごす。そのおかげで、2点完成させ、柏に持ち帰った。サインも入れたので、明日、最終チェックが終れば、最新作でFBに投稿します。
今回は、イーゼルを立てなかったので、日頃、どんな眼で画のモチーフを探しているか、今回撮った写真を載せます。
1枚目の冬枯の梢は、先日黄葉の作品を描いた同じ木で、5日の午後、アトリエの窓から撮りました。冬空の明度と高度の低い太陽が、幹に横からあたり、この時期、この時間ならではの美しさだ。翌日(6日)条件が良ければ、描く用意はしていたのだが、曇り空で陽が当たらず、次の、好条件に出会った時まで描く予定の作品にストックしておこう。
後の、数枚の写真は、帰柏に、一の橋バス停7時34分発(この時間のバスは必ず10分位遅れる)の御殿場行に10分位前に着き、毎回、湖畔の写真を撮っている場所で、こんな光景は初めて出遇った。こんな光景は、イーゼル画では、時間(太陽の位置と同じ状景の持続時間)と気象条件とで難しいだろうが、同じ場所で1点描いて、アトリエで写真を参考にして描けばなんとかなるだろう。
チャンスの神様は、後頭部が禿げているので前髪しか掴めないが、神様がやって来るコースは、偶然やデタラメではない。少ないモチーフから、絞り出すように画を描くと、すぐに泉は涸れてしまう。日頃から、描きたいモチーフのストックがオバーフローしている状態を保たなければならない。その状態を保持し、そして、チャンスの神様の来るコースを予想して待ち構えていれば、イーゼルを立てるチャンスにきっと出遇えるだろう。これは確実なことだ。だって、過去に私が、何度も経験しているんだもの。
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山中湖村2016-1-14 調節池 アトリエ
2016.1.14 【外光での初仕事】
今回の山中湖行は、12日から今日(14日)まで山中湖村で過ごした。着いた日の12日は小雪。翌13日は、ゴミ出しがあったので、朝食後、いつもの時間より遅く、調節池に行く。途中の山中の山神社の祠に、初詣をして、お賽銭(500円硬貨が小銭入れに無かったので、千円札を奮発した)をあげてから、お礼をいった(何せ、数々の美しい光景を、モデル料タダで用意してくれるんだよ)。調節池のいつもの現場で、一旦イーゼルをセットしたのだが、晴れていても山頂は隠れて顔をだしそうもない雲がでているので、富士山を描くのは諦める。このまま帰ろうとしたのだが、まだ1度も描いたことはないが、目を付けていた途中の道に寄ってみたら、前日の雪と、時間が遅いぶん道に光が当たり、十分に画になる予感で、あらためてF12号の縦構図でイーゼルを立てる。冬木立の間の空は、現場で追うのは無理なので、アトリエに帰ってから、埋めた。
終って一服して窓の外を見ると、先週写真を投稿した、冬木立に当たった光がベストなので、急ぎ、M6号のキャンバスを張って、描いた。こちらの絵も、細い枝先と空をどうやって描くかが問題だが、そのスキルには、いまや自信を持っている。完成への過程で、ちゃんと出来るだろう。
かくて、今年の外光での初仕事は終わり、新しい年が動き始めた。さて、今年の新作は何点できるかなあ。
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雪の道/F12号/油彩/2016年 |
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梢(冬)/M6号/油彩/2016年 |
山中湖村2016-1-21 平野
2016.1.21 【富士(194)】
今回の山中湖行は、19日から今日(21日)まで山中湖村で過ごした。着いた日の19日は、柏では前日大雨だったが、山中湖は大雪で、行帰り屋外での仕事用の軽登山靴に、滑り止めのソールを装着してアトリエに行く。歩道は、除雪した雪で狭くなり、路面はアイスバーンでスパイクの付いたソールでなければとても危なくて歩けない。2014年の12月29日に、帰柏時同じ道で滑って転んだので、今回は慎重に歩いた。
この冬はこれまで富士山頂の雪が少なかったので、翌日(20日)は、前日タップリと冠雪した富士山を描こうと、大きめのキャンバス(M25号)を張って、朝7時26分発のバスに乗るためにバス停で待つ。しかし、寒さのなか、1時間たってもバスが来ない。富士吉田の街を通って、山中湖に来るので、凍結した道路で渋滞しているようだ(今日の帰柏も1時間遅れた)。こういう時の、決断は迷う。折角待ったのだから、というのと、このまま待ち続けても予測(バス会社に電話しても駄目だった)がつかないので、1時間経ったら、諦めて帰ろうと決め、ちょうど、イーゼルを担ぎ直したところで、直線道路の遠くにバスが見えた。
平野で降りて、平野浜に行ったのだが、いつもの場所は、積雪と風でイーゼルが立てられず、しばらくウロウロと周りを捜して、やっと一カ所積雪の上だが、踏み固められた足跡の上にイーゼルを立てた。描画のセットをすれば、心が落ち着く。湖の前の雪のホワイトは想定外で、かえって、いい絵になるかもしれない。
出る時に、ウエストポーチを着け忘れたので、現場の写真が撮れなかったので、アトリエに帰って、塗り残しを埋めた作品の写真を、載せました(ケイタイで撮れることを後で気付く)。
朝出る時に、トイレの凍結と、給湯器系統の水が出ず、帰って色々手をつくしたのだが直らず、結局大家さん(水道関係の仕事)に電話をして復旧した。
今回は、雪と寒さの土地の、暮しにくさに心が少し萎えた。ゴッホもセザンヌもマチスもルノワールも南仏の陽光溢れる土地で過ごしていたし、富士山ももうすぐ200点を超えるので、今年の秋を過ぎたら、今度は伊豆の下田の方にアトリエを移そうかな。
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富士(194)/M25号/油彩/2016年 |










