「 著書、作品集、図録 」 一覧
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過去の『画中日記』から 『画中日記』令和元年(2019)11月08日【「特異点」についての考察①】 球の表面はどこも平等で、特異点がない。ところが三角錐というのは、頂点は他の場所とは異なる。こういう …
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2024/05/27 -テキストデータ, 著書、作品集、図録
鵜原行(テキスト、写真)鵜原行(2016-10-12~2016-11-2) 【画中日記】2016.10.11「鵜原行(1)」 明日は、朝5時半過ぎの柏駅行きのバスに乗って、外房の鵜原に絵を描きに行く。千正氏は、体調不良で同行 …
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2022/05/21 -テキストデータ, 芸術の杣径, 著書、作品集、図録
美術史の本流は抽象印象主義に至る(77)美術史の本流は抽象印象主義に至る(267頁) クールベの自然主義的リアリズムからモネの印象派、セザンヌの後期印象派まで、近代美術史は一本道で進んできたが、セザンヌの後二つの道に分かれていく。造 …
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2022/05/20 -テキストデータ, 芸術の哲学, 著書、作品集、図録
芸術美は自然美よりも美しい(76)芸術美は自然美よりも美しい(262頁) 表現(事)ではなくて、世界(物)の描出を画家の使命だと信じて絵を描いていると、芸術美と自然美の比較の問題が出てくる。結論を先にいえば、芸術美の方が自然美 …
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(75)絵を描くのは具体的(261頁) 何度も強調しているけれど、画家は漁師だから具体的に考えなければいけない。いい絵に感動したら、その感動に対して具体的にアプローチしなければ自分の作品に取り込めない …
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(3)学生時代(22頁) 学生時代は、不満がなかった。自分でやればいいことだから、そのようにやってきたし、教わろうとは少しも思っていなかった。環境は大学が全部揃えてくれている。おまけに、美大生というモ …
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(74)ゴーキーと等伯(258頁) 明るい緑のパートを作る場合に三つの方法がある。一つ目は白と緑を混色して平塗りする。二つ目はキャンバスの白または白を塗っておいて透明色の緑を塗る。三つ目は白と緑を点描 …
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(73)画面に白のパートがどこかにあった方がいいが、なくてもいい
2022/05/17 -テキストデータ, 芸術の杣径, 著書、作品集、図録
画面に白のパートがどこかにあった方がいいが、なくてもいい(73)画面に白のパートがどこかにあった方がいいが、なくてもいい(255頁) 絵を描くって、本当に面白いんだ。どうでもいい人には、どうでもいい。画面の中に白いパートがあろうがなかろうが他人にとっては「 …
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2022/05/16 -テキストデータ, 芸術の杣径, 著書、作品集、図録
塗り重ねても光る方法(72)塗り重ねても光る方法(251頁) 晩年のマチスは一九三五年あたりから、絵を直す場合に塗り重ねて直すのではなく、一旦塗った絵具を拭き取ってから新たに初めからやり直すという技法で描いている。何故、 …