岡野岬石の資料蔵

岡野岬石の作品とテキスト等の情報ボックスとしてブログ形式で随時発信します。

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(72)塗り重ねても光る方法(251頁) 晩年のマチスは一九三五年あたりから、絵を直す場合に塗り重ねて直すのではなく、一旦塗った絵具を拭き取ってから新たに初めからやり直すという技法で描いている。何故、 …

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画中日記(2010年)

画中日記(2010年)  2010.01.13 新年最初の「画中日記」です。1月3日の「読書ノート」に載せた色川武大に続いて、今寝る前に読んでいる本は黒澤明の特集本です。読み終わったら、当然「読書ノー …

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『腕一本・巴里の横顔』藤田嗣治より

■お若いからこれから先遊んでおいでの時間もたんまりおありだが、私みたいな年寄りは遊んでる時間に月日をとられては、もう生きてる時間がなくなる。誘わないで下さい。お相手しないのはその為です。(243㌻) …

『正法眼蔵(8)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫

『正法眼蔵(8)』増谷文雄 全訳注 講談社学術文庫 供 養 諸 仏(くようしょぶつ) ■開 題 この巻の奥書にも、ただ「建長七年夏安居日」と見える。それは、すでにいったとおり、道元が亡くなってからのこ …

(65)生きられる空間

(65)生きられる空間(234頁) これは、生きられる空間というその人の実存が持っている空間の問題である。人間は自我が直接に外部空間に接しているのではない。いったん自分の身体の中に外部空間を写し込んで …