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『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

アルトゥール・ショーペンハウエルの言葉

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■天才とは簡単にいえば、もっとも完全な客観性にほかならない。つまり、精神の客観的傾向である。天才とは、自分自身の興味や願望や意図を完全に無視する力である。彼はわれわれに魔法の眼鏡を提供してくれるのだ。その眼鏡をかけると、本質的で意味のある事柄がすべてはっきりと見えてくると同時に、本質的でない、異質の事柄はすべて見えなくなるのである。彼があらゆる美から得る歓喜、芸術が彼に与えてくれる慰め、芸術家の情熱といった存在のおかげで、彼は人生のわずらわすさを忘れることができ、意識が明確になるにつれて増大する悩みや別種の人間たちのあいだで味わう孤独の淋しさをまぎらすことができるのである。(アルトゥール・ショーペンハウエル)

2006年1月23日

-『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

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