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『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

『フール・オン・ザ・ヒル』(ビートルズ)の歌詞

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『フール・オン・ザ・ヒル』(ビートルズ)の歌詞

 The Fool On The Hill

 Day after day, alone on the hill,the man with the foolish grin is perfectly still

 But nobody wants to know him, they can see that he’s just a fool as he never gives an answer  

 But the fool on the hill sees the sun going down

 And the eyes in his head see the world spinning round

 Well on the way,head in a cloud, the man of a thousand voices talking perfectly loud

 But nobody ever hears him or the sound he appears to make and he never 

 seems to notice

 But the fool on the hill sees the sun going down

 And the eyes in his head see the world spinning round.

 And nobody seems to like him they can tell what he wants to do

 And he never shows his feelings But the Fool on the Hill

 Sees the sun going down and the eyes in his head see the world spinning round

 Oh round,round,round,round,round

 He never listens to them

 He know that they’re the fools

 They don’t like him

 The fool on the Hill sees the sun going down

 And the eyes in his head see the world spinning round.

  

 Oh round,round,round,round,round

   フール・オン・ザ・ヒル

来る日も来る日も丘の上にひとり

薄ら笑いを浮かべた男がじっと静止している

だが 誰一人あいつに近づこうとはしない

誰もがあいつをバカ呼ばわり

そして 男は返事ひとつしようとしない

丘の上の愚か者は沈む夕日を眺めながら

大きく開いた心の眼で回る地球を見つめている

時には 雲の中に頭を隠し

男は様々な声色を使い 大声で喚いてみる

だが 誰一人として 男の声も

その不思議な音も聞いた者はいない

そして 男のほうもまるで無関心のよう

丘の上の愚か者は沈む夕日を眺めながら

大きく開いた心の眼で回る地球を見つめている

あんなバカは好きなようにさせておけと

みんながあいつを爪はじき

そして 男も他人に心を開こうとしない

丘の上の愚か者は沈む夕日を眺めながら

大きく開いた心の眼で回る地球を見つめている

あいつは人の言葉などお構いなし

彼らのほうこそ愚かだと知っているから

みんなに嫌われても平然としている

丘の上の愚か者は沈む夕日を眺めながら

大きく開いた心の眼で回る地球を見つめている

 

丘上の愚者(小田嶋隆訳)

日毎 小高き丘に登り

蒙昧の笑み浮かべる男

粛々として不動たり

世人は彼を織らず

その暗愚なるを知るのみ

彼の男 黙して答えず

丘上の愚者

悠揚として落日を眺む

頭上なる双眸は

四海の廻転を静観して久し

営々と 雲の裡なる頭(こうべ)を挙げ

彼の男 万雷の声持て怒号せり

世人は そを聞かず

濤声は 虚空に漂うのみ

彼の男 拘泥せず

丘上の愚者

悠揚として落日を眺む

頭上なる双眸は

四海の廻転を端倪して久し

世にある人 彼を好まざりき

その好むところを語るのみ

彼の男 心底を明かさず

彼の男 衆生の声を聴かず

その愚かなるを知ればなり

彼を慕う者ついにあるまじ

2009年2月1日

-『仏陀』増谷文雄 著 角川選書ー18

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